就労継続支援B型事業所の収支表【広島市の例をわかりやすく解説】

 

就労継続支援B型の事業所を始める場合、予め収支計画を立てておく必要があります。
ここでは、広島市を例に、収支計画を解説します。

【具体例】広島市の就労継続支援B型事業所

「定員20名、利用者16名、従業員配置7.5:1、平均工賃13,000円、稼働日数/月22日、地域区分5級地、作業収入36万円、固定費240万円(人件費180万円、家賃等60万円)」の場合

 

  • 収支表の作成

この場合の収支表は以下です。

基本報酬 217.2853万円
作業収入 36万円
工賃(変動費) 20.8万円(1.3万円×16名)
限界利益(基本報酬+作業収入-工賃) 232.4854万円
固定費 240万円
営業利益 -7.5146万円

ちなみに基本報酬の計算式は、

584単位/日×1単位当たりの単価10.57円×利用者16名×稼働日数22日=217万2,853円

です。

基本報酬の単位数は、以下を参照してください。

出典:厚生労働省HP「障害福祉サービス費等の報酬算定構造」

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001205331.pdf

 

  • 就労継続支援B型の事業所の経営を黒字にするには

(1)利用人数を増やす

仮に利用者が17人になるだけでも、営業利益は黒字(4.7657万円)になります。

 

(2)固定費の削減をする

文字通り固定費なので、削減できるものが簡単に見つけられない可能性があります。

また昨今の物価上昇、人件費上昇もあり、いわゆる無駄使いを除いて現実的にはなかなか困難です。

 

  • 就労継続支援B型の事業所の運営は、結局何をすればいい?

経営的にも利用者満足的にも、サービスの独自性をアピールすることを通じて、利用者数を増やす(もちろん定員の範囲内で、ですが)ことを経営のテーマとする必要があります。

具体的には、一般的なマーケティングの鉄則、競合状況を踏まえたうえで「誰に 何を どのように」サービスを提供するか?を明確にする必要があります。

 

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