放課後等デイサービスでは、放課後等デイサービスガイドラインが定められています。ここでは、広島市を例に、障害福祉サービス専門の行政書士が【放課後等デイサービスガイドライン①】支援の質の向上についてわかりやすく解説します。
【放課後等デイサービスガイドライン①】支援の質の向上
1,環境整備

(1)適切な定員数
児童の安全確保と適切なサービス内容の確保のため、適切な定員を定める。
(2)適切な職員配置
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- 必要に応じて人員基準を上回る人員を確保する。
- 個別支援計画にもとづいたサービスの提供を統括する立場の職員(児童指導員等の有資格者)を配置する。
- 職員が質の高いサービスを提供できるように労働環境を整備する。
(3)適切な設備の確保
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- 利用者の状態に応じて、バリアフリー化やコミュニケーション手法を工夫する。
- 指導訓練室の広さは、2.47㎡/人を目安にする。
- 指導訓練室以外に、休憩室、読書室、更衣室等を整備する。
2,PDCAサイクルによる適切な事業所管理

(1)事業所の理念・運営方針の職員への周知
①管理者は、職員に運営規程を周知し、職員は運営規程を遵守する。
(2)年・月単位での業務改善目標の設定と振り返り
①年単位での振り返りの際は、事業所の自己評価の結果を事業所運営に反映させる。
②可能な限り外部評価を導入する。
(3)事業所内の活発なコミュニケーション
①質の高いサービスの提供のために、職員同士での情報共有を図る。
②活発なコミュニケーションは虐待防止に効果的である。
(4)児童・保護者の意向の把握
①質の高いサービスの提供のため、児童・保護者にサービスについてのアンケートを実施する
②サービスの質の向上のために、児童・保護者にアンケートを実施していることを周知する
3,職員の知識・技術の向上

(1)職員の向上心の喚起
管理者は、職員の意見を取り入れつつ、研修計画を作成する
(2) 職員の研修機会の確保
自治体主催の研修会に職員を派遣したり、事業所に講師を招いての研修を実施する。
4,関係機関・保護者との連携

(1)障害児相談支援事業者との連携
個別支援計画を作成するうえで、障害児相談支援事業者が作成する障害児支援利用計画は不可分の関係であるため、サービス担当者会議には児童発達支援管理責任者が参加し、児童の最善の利益の確保のために意見を述べる。
(2)学校との連携
①安全のため、送迎に関して、学校側と事前に協議しておく。
②学校側の特別支援教育コーディネーターから教育支援についての情報提供を受け、個別支援計画を特別支援教育コーディネーターに提供する。
(3)医療機関・専門機関等との連携
①児童の健康状態の急変に対応するため、協力医療機関を定める。
②児童相談所や協議会との情報共有を図る。
当事務所では、放課後等デイサービスのガイドラインについて、相談を承ります。

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